幹細胞再生医療

幹細胞再生医療

『治す』から回復を引き出す時代へ

もうあきらめていた症状に

『再生医療』という選択肢

幹細胞の特別な能力

人の身体は何十兆もの細胞から構成されています。この細胞は常に生まれ変わり、分裂を繰り返して体の機能を維持しています。そしてこれらの細胞の殆どは、幹細胞から作られています。また幹細胞には、細胞を増やす役割以外にも沢山の機能があります。なかでも重要な働きは、傷ついたり老化した細胞を、修復・再生させる能力です。この幹細胞の特別な能力を使用して、疾患の回復を促し、機能を取り戻す方法が「幹細胞治療」です。

対象疾患と治療法

脳血管障害

対象

脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、ラクナ梗塞などの後遺症をお持ちの方

治療内容

幹細胞の静脈内投与により、血管新生や脳内神経再生を促進し、運動障害や認知障害の改善を目指します

変形性膝関節症

対象

変形性膝関節症による関節の痛みや機能障害をお持ちの方

治療内容

患者様自身の脂肪組織から得た間葉系幹細胞を関節内に投与し、欠損した軟骨の修復を促進します

肌の再生

対象

加齢や紫外線などによる肌のダメージにお悩みの方 皮膚炎にお悩みの方

治療内容

肌の再生治療では、皮膚幹細胞を活性化することで、ターンオーバーを促進します

慢性疼痛

対象

腰痛や肩関節痛、リウマチなど慢性的な疼痛をお持ちで、標準治療で改善が見られない方

治療内容

痛みの原因である抗炎症作用と創傷治癒能力の働きで疼痛の改善を目指します

副次的効果

・性機能の改善効果を感じている

・体力と筋力が向上し、疲労回復が早くなった

・視力が回復し、スマートフォンが見やすくなった

・深く眠れるようになり、睡眠リズムが整った

・髪にハリやコシが出る、薄毛が改善した

・肌質のハリ・ツヤが出る、くすみが薄くなった

・手足の冷えが和らぐと感じる

・月経前の気分のゆらぎ、体調変化が穏やかになった

・更年期症状が和らいだ

・風邪をひきにくくなった

治療の流れ

  1. 検査

    幹細胞治療を安全に受けていただくために検査によって健康状態を確認(血液検査、胸部レントゲンなど)

  2. 診察

    幹細胞治療の適応の有無、効果や有害事象の説明

  3. 脂肪採取

    米粒4つほどの脂肪を腹部皮下から摘出し幹細胞培養に必要な栄養分となる自己血液を採取

  4. 幹細胞培養

    脂肪内から幹細胞を抽出し約3週間かけて幹細胞を増殖

  5. 幹細胞品質試験

    幹細胞の形態、増殖率、感染症検査など安全試験を実施

  6. 投与・治療

    疾患によって点滴や関節内、皮下に注射で投与

  7. 治療経過の観察

    定期的な診察で効果を確認

医師紹介

Hiroyuki Ogawa

医学博士

1990年 京都府立医科大学医学部卒業

認定資格等

日本整形外科学会専門医/日本整形外科学会脊椎脊髄病医
日本整形外科学会スポーツ医/日本整形外科学会リウマチ医
日本整形外科学会運動器リハビリテーション医
日本リハビリテーション医学会指導医/日本リハビリテーション医学会専門医
日本リハビリテーション医学会認定臨床医/日本リウマチ学会専門医
日本骨粗鬆症学会認定医/義肢装具適合判定医
がんのリハビリテーション研修会修了

Wakoto Matsuda

医学博士

1996年 筑波大学医学専門群医学類卒業

認定資格等

日本脳神経外科学会専門医
日本定位機能神経外科学会認定医日本抗加齢医学会専門医
労働衛生コンサルタント(保健衛生)

Masaki Tanaka

医学博士

日本再生医療学会認定医

2017年よりBTR銀座クリニックにて間葉系幹細胞を使用した再生医療を実施。クリニック内に幹細胞培養施設を併設し、幹細胞培養から管理を行い、最適な幹細胞投与を行っている。従来の標準治療では改善の見られない脳卒中後や脊髄損傷後の麻痺の改善に向けた治療に力を入れ、安全性、有効性を検証して、今後の再生医療の進歩への貢献を目指している。

安全性への取り組み

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安心して治療を受けていただくために、お約束します

クリーンルームを完備

実績ある培養施設との連携

治療の質と安全を
継続的にモニタリング

治療をご検討される方へ

幹細胞治療は、失われた機能の回復を願う患者様やご家族の皆様、そして身体への負担が少ない治療で生活の質の向上を目指される方々にとって、これまでになかった新たな可能性をもたらす再生医療のひとつです

私たちは、再生医療を通じて「からだ本来の力」に働きかけ、未来に向けた前向きな一歩を支援いたします

・幹細胞治療は、専門医による丁寧な診察のもと、再生医療が適応と判断された方にのみ提供される治療法です

・従来の治療では十分な改善が見られなかった方においても、症状の緩和や機能の回復を期待できる可能性があります

・本治療では、患者様ご自身の細胞を用いるため、拒絶反応のリスクが低く、安全性が高いとされています また、ほとんどの場合、外来での治療が可能で、入院の必要がありません

・効果には個人差があり、細胞採取や投与時における合併症や体調の変化など、わずかではありますがリスクが伴います 当院で本治療をご提供する準備が整った際には、事前に十分な説明を行い、ご納得いただいたうえで治療を進めてまいります

・本治療は自由診療(保険適用外)となるため、経済的なご負担が大きくなる可能性がございます

治療費

幹細胞治療は自由診療となるため、保険適用外です

※金額は税込みです

脳血管障害 1回 ¥1,600,000〜
変形性膝関節痛 1回 ¥1,600,000〜
肌の再生 1回 ¥1,600,000〜
慢性疼痛 1回 ¥1,600,000〜

よくある質問

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幹細胞治療に関するよくあるご質問にお答えします

治療がうけられない場合がありますか

幹細胞投与による効果が期待できる疾患をお持ちの患者様が、本治療の適応対象です 重度の病気をお持ちの方は、その病状によって、治療の除外となる場合があります

副作用はありますか

培養のための細胞を採取する際に、出血、創部の感染、傷跡やヒキツレなどが生じる場合があります また、幹細胞投与後には、アレルギー反応や腫れ、呼吸困難、皮膚発疹、肝臓または腎臓の障害、心拍リズムの変化などの報告があります

重大な合併症はありますか

日本では過去の有害事例として、幹細胞の投与後に肺塞栓症による死亡例が一例だけ報告されています リスクはゼロではありませんので、十分なカウンセリングを行います

どれくらいの効果が見込めますか

患者様の病歴や服薬状況によって効果は変わります 痛みの軽減などにおいて一部の疾患では即効性があり、翌日から効果が出る方がいらっしゃいます 一方、ゆっくりと効果が出る場合もあり、個人差があります

効果はどれくらい持続しますか

幹細胞は、投与直後から体の損傷部位の傷んだ細胞を修復したり、再生しはじめます 病状によって効果発現時期や持続期間、効果の有無は異なりますが、投与後年単位での効果持続も期待できます

投与後に気を付けることはありますか

幹細胞を培養するための脂肪採取日当日には、入浴などに簡単な制限があります 幹細胞投与日は、点滴もしくは局所注射による投与が基本であるため、日常生活が大幅に制限されることはありません 一般的な治療と比較して、非常に制限の少ない施術です

お問い合わせ

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再生医療に関するお問い合わせについてはお電話、もしくはこちらのQRコードより公式ラインを友達追加していただきチャットにてご相談ください。

tell:075-312-7001