
糖尿病内科
診療スケジュール
| 受付時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 8:40~11:30 | 南部 | 武田 | 南部 | 武田 | 吉田 | ※南部・武田 | - |
| 13:00~16:00 | - | 吉田 | - | 南部 | 南部 | - | - |
※【第三土曜】 武田 智美
受付方法:当院の受付までお申し付けください。
初診時に必要な持ち物:保険証、または紹介状をお持ちの方は合わせてご提示ください。
スタッフ紹介
対応している病気と治療方針

糖尿病
糖尿病は「国民病」とも呼ばれる身近な病気で、予備群を含めると日本人の約5〜6人に1人がかかっているとされています。
発症の要因は「遺伝が半分、生活習慣が半分」と言われており、遺伝的な素因を背景に、食生活の乱れや運動不足などの生活習慣をきっかけとして発症することが多くみられます。
膵臓から分泌される血糖を下げるホルモン「インスリン」の作用により、健康な人では血糖値が一定に保たれています。
しかし糖尿病では、インスリンの効きが悪くなったり(インスリン抵抗性)、分泌量が減少したりすることで血糖値が上昇します。
血液中に増えた糖が血管を傷つけることで、心筋梗塞や脳梗塞、失明、腎不全、足の切断といった重い合併症を引き起こす可能性があります。そのため、早い段階から適切な治療と生活習慣の改善に取り組むことが大切です。
治療方法
糖尿病の治療では、食事療法と運動療法による生活習慣の改善が基本となります。バランスの取れた食事を心がけ、規則正しい運動習慣を身につけることが何よりも大切です。また、定期的に通院して病状の変化や合併症の有無を確認することも重要です。食事療法や運動療法だけで血糖値の改善が不十分な場合、薬物療法を併用します。薬物療法には大きく分けて内服薬による治療と注射薬(インスリンやGLP1受容体作動薬など)による治療の2種類があり、患者さんそれぞれの病態や生活スタイルに合わせて薬を選択します。
当院での特徴
当院では、2週間のプログラムで実施する「糖尿病教育入院」を行っています。
心臓や血管の状態を確認して合併症の評価を行うほか、インスリン分泌量などの各種検査、栄養指導を通じて、2週間という入院期間で血糖コントロールの改善と糖尿病に関する総合的な評価を行います。
また、お仕事などで長期の入院が難しい方には、1泊2日の「糖尿病検査入院」をご用意しています。短期間で主要な検査を効率的に実施し、必要な評価を行うことが可能です。
担当医の外来診察日などの詳細は、「糖尿病センター」のページをご覧ください。糖尿病の治療は早期に始めるほど効果的であり、将来の合併症予防にもつながります。糖尿病について少しでもご不安やご心配のある方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
治療・サポート体制について

糖尿病を深く知る、教育と交流の場を用意
当院では、糖尿病やその治療について理解を深めていただくための「糖尿病教室」や、患者さん同士の交流を目的とした「せせらぎ友の会」を定期的に開催しています。また、桜の季節や紅葉の時期には、ウォーキングを楽しむ「歩こう会」などのイベントも実施し、楽しく続けられる運動習慣づくりをサポートしています。こうした取り組みを通じて、診察室での主治医と患者さんの関係だけでなく、患者さん同士が支え合える温かなつながりを大切にしています。
診療体制

スタッフ一丸となって「チーム医療」で治療を推進
生活習慣の乱れがきっかけとなる糖尿病の治療では、チーム医療が欠かせません。医師、看護師、栄養士、作業療法士などの専門スタッフが連携し、定期的に治療方針を話し合いながら、食事指導や運動指導をはじめとする一人ひとりに合わせた治療を進めています。スタッフ全員が力を合わせ、安心して継続できる医療体制を目指しています。
私たちが大切にしていること

当院の糖尿病内科では、治療だけでなく「寄り添う医療」を大切にしています。数値の改善だけを目指すのではなく、患者さん一人ひとりの生活や気持ちに寄り添い、安心して通える環境づくりを心がけています。小さな不安や疑問も気軽に話せる、あたたかな関係を大切にしています。
私たち目指す未来

私たちは、糖尿病治療を通じて「病を支える医療」から「人生を支える医療」へと進化していきたいと考えています。地域の皆さまが、病気と向き合いながらも自分らしく生きることを支援し、医療の枠を超えた安心とつながりを届けることが私たちの使命です。希望と笑顔あふれる地域医療を目指します。


