外来

皮膚科

診療スケジュール

受付時間
8:40~11:30 - - - 衣斐 - - -

受付方法:当院の受付までお申し付けください。
初診時に必要な持ち物:保険証、または紹介状をお持ちの方は合わせてご提示ください。もし受診までに使用していた薬剤があればわかるものを持参してください。

スタッフ紹介

対応している病気と治療方針

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湿疹・皮膚炎

かゆみや赤み、水疱、皮むけを伴う皮膚炎の総称で、原因は乾燥、刺激、かぶれなど多様です。適切なスキンケアと外用薬治療が中心で、原因の把握が重要です。かぶれを疑う際には塗っていた薬をご持参ください。

アトピー性皮膚炎

皮膚に炎症をともない、バリア機能の低下と痒みが関与し慢性に経過する疾患です。外用治療に加えて、保湿ケア、生活指導も行います。必要に応じて全身療法のご紹介もさせていただきます。

乾癬

免疫異常により皮膚の細胞が過剰に増殖し、盛り上がった発疹と鱗屑(鱗状のかさかさ)が特徴の疾患です。外用療法だけで改善しない方には全身療法も含め、その方に適した治療法を選択します。

白癬・カンジダ症

皮膚で真菌(カビのこと)が異常に増えることでおきる疾患です。真菌培養や顕微鏡検査を行い、外用または内服抗真菌薬で治療します。

褥瘡(床ずれ)

寝たきりの方など、長期間同じ姿勢をとる方に生じる皮膚の傷です。ポジショニング、栄養管理、創傷管理を多職種で行い、状態に応じて処置を行い、外用材や貼付材を検討します。

当院での特徴

当院皮膚科では、乳児から高齢者まであらゆる年代の皮膚疾患に対して、最新の医学的知見に基づいた診療を提供しています。
湿疹や蕁麻疹、感染症といった一般皮膚疾患から、アトピー性皮膚炎、乾癬、皮膚腫瘍、難治性創傷、褥瘡管理など専門的治療を必要とするケースにも対応しています。必要に応じて皮膚生検、ダーモスコピー、パッチテスト、光線治療などの専門的検査・治療を行い、根拠に基づいた医療(EBM)を心がけています。

治療・サポート体制について

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大学病院・周辺総合病院との連携強化

必要に応じて高度専門治療・手術・入院加療へ迅速に紹介し、治療経過や検査結果を共有いたします。退院後は当院での継続外来フォローにより、切れ目のない医療を提供することができます。

訪問診療・在宅医療との連携による褥瘡管理支援

当院のネットワークを活かし、多職種と協働し、難治性褥瘡に対する総合的治療を実施しています。

診療体制

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当院皮膚科では、多職種が連携し、チームで患者さんを支える体制を整えています。皮膚疾患の治療には、外用薬や処置だけでなく、スキンケアや生活支援が重要となるため、各専門職が情報共有しながら寄り添ったサポートを行っています。

特に外来受診に同行されるご家族、介護施設職員とも連携し、処置方法や外用指導を共有することで、院内外で一貫した皮膚管理を実現しています。患者さんとご家族が、安心して治療に向き合えるよう、信頼できるチーム医療を目指しています。

私たちが大切にしていること

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安心して治療を受けていただけるよう、丁寧な説明と、患者さんの声に耳を傾ける姿勢を心がけています。気になることや不安なことを気軽に相談できる雰囲気づくりを大切にしています。

私たち目指す未来

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皮膚の病気は、かゆみや痛みといったつらい症状に加え、見た目の変化による心の負担も大きく、生活全体に影響を及ぼすことがあります。当院皮膚科は、疾患そのものだけでなく、患者さんの気持ちにも寄り添い、安心して相談できる「皮膚のかかりつけ医」を目指しています。地域のみなさまにとって頼れる身近な医療機関であり続けることを大切にしながら、新しい治療や医療の可能性にも積極的に取り組み、患者さんが前向きに過ごせる未来のため、地域医療への貢献に力を尽くしてまいります。